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◇ 日本音響学会第2回21世紀音響学講座
「いっしょに学ぼう音の不思議」

社団法人日本音響学会 特別企画実行委員会 委員長 森本 政之

 インターネットやコンピュータの発達とともに,今,世の中の情報化が急速に進んでいます。ことばを交わすための道具であった電話も,今やインターネットのための情報端末に変わりつつあります。しかしどんなに世の中が変わっても,音はやはりかけがえのないもの。音声でことばを伝え,音楽を友とする私たちにとって,音はとても大切なパートナーです。私たち人間が音をきく仕組みや音を伝える最新の技術を学びながら,いっしょに21世紀の音の世界の探検にでませんか。今回の講座では,工作教室と,音にまつわる二つの話題,それに二つの公開実験を準備しました。主な対象は小学校高学年から中学生のみなさんですが,もちろん高校生以上の方でも大人の方でも大歓迎です。音の不思議教室や公開実験だけでも是非ご参加ください。

日時 平成14年1月12日(土)13:00〜16:00
(公開実験は11:00〜16:30です。)
場所 仙台市科学館(仙台市青葉区旭ヶ丘,"仙台駅"から地下鉄南北線に乗り,"旭が丘駅"下車,すぐ。)
内容
  1. 工作教室 (13:00〜14:00) 指導:中村健太郎(東京工業大学)
    「ギリギリガリガリ作り教室」
    ――超音波モータと同じ原理でくるくる回るおもちゃを手作り――
    一本の棒の先端に取り付けられたプロペラ。棒にギザギザを入れて,上手に持って前後にこすると,なんとプロペラがくるくると回り始める。これが伝統オモチャ「ギリギリガリガリ」です。これの動作原理は,カメラのピント調節用などとして広く使われている超音波モータと同じなのです。ギリギリガリガリを実際に作りながら,前後の動きが回転運動に変わる仕組みを学んでみませんか。(この工作では,ナイフを使います。)
  2. 音の不思議教室 (14:15〜16:00)
    話題1 「音を使って体の中をみる」
    ――音の性質と「超音波」を使って体の中の様子を調べる方法――
    お話:金井 浩(東北大学)
    音は何かに当たるとはね返ったり(反射),飛び散ったり(散乱)します。そのような音の性質を用いて超音波と呼ばれる音を使うと,体の中の様子を詳しく調べることができます。実際にその装置が動く様子を観察しながら,その原理を紹介します。
  3. 話題2 「英語はどうして聴き取りにくいの?」
    ――「ことば」の不思議とコンピュータを使った英語学習方法――
    お話:山田玲子(国際電気通信基礎技術研究所)
    アメリカ人にとってはやさしい英語音の/l/と/r/との聴き分けは,なぜ日本人には難しいのでしょうか。こんな疑問に答えながら,ことばとしての音の不思議を解説します。さらに,最新のことばの研究から生まれた,コンピュータを使った英語学習法も紹介します。
  4. 公開実験 (11:00〜16:30)
    実験1 「ヘルムホルツ共鳴器の謎」
    ――教会の壺(つぼ)や能楽堂の甕(かめ)の秘密に迫る――
    実験指導:東京大学・生産技術研究所橘・坂本研究室
  5. 教会の壁の裏に壺が置かれていたり,能楽堂の床に甕が敷きつめられたりしていることがあるのを知っていますか。これらは,部屋の音響を整えるためであると考えられています。その原理になっているのが,ヘルムホルツ共鳴器です。ビール瓶を吹くとボーっという音が出るのも原理は同じです。このヘルムホルツ共鳴器が音を吸う様子を実際に模型を使って見てみましょう。
  6. 実験2 「音の来る方向はどうして分かる?」
    ――聴覚が音の来る方向を分析するときに使う手がかりを調べよう――
    実験指導:東北大学・電気通信研究所鈴木研究室人間をはじめ多くの動物の聴覚は,左右二つの耳に入る音を分析することによって,音の来る方向や,距離までをも当てることができます。では,音の中のどんな手がかりを使って分析をしているのでしょう。この実験では,音の到来時間や強さなどを様々に変えてみて,その手がかりが何なのかを探ります。
対象者 小学校高学年から中高生並びに科学教育に興味をお持ちの方
※ 工作教室については,小学校4年生以上を対象とします。
定員 300名
※ 工作教室については定員60名となります。
参加費 無料
主催 (社)日本音響学会
後援 仙台市科学館,仙台市教育委員会(予定),宮城県教育委員会(予定)
申込先 工作教室への参加希望だけは,直接,仙台市科学館へお電話下さい。電話受付のみとなります。
〒981-0903 仙台市青葉区台原森林公園4-1
仙台市科学館
「日本音響学会第2回21世紀音響学講座」係
Tel.022-276-2201(代)
URL http://www.kagakukan.sendai−c.ed.jp
申込締切 平成14年1月7日(月)(工作教室についてのみ)
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